止まらない食欲…過食症は治る★摂食障害を克服した経験者が語るダイエットと身体づくり。

ダイエット

みなさま、こんにちは管理人のsayakaです。

私は華の20代前半をダイエットと過食に取り憑かれて過ごしてしまいました。


食事を減らせば、体重は減ります。

しかし無知な、無茶なダイエットがその後の生活や人生に闇を落とす可能性があることを、私と同じようなことを経験して頂きたくはないので、警鐘として私自身の経験を元にお伝えします。

まずはじめにタイトルに「摂食障害」と書かせて頂きましたが、私の周りでは摂食障害で苦しんでいた方がいるので、それに比べると私は全然軽かった方です。

しかし過食スイッチが入るとコンビニやスーパーを梯子して、これで最後!と思っても、お財布に入っているお金がなくなるまで食べ物を探し求め、買い続けてしまう。

常識的に考えて逸脱している自分の行動、止まらない食欲に恐怖を感じていたのは事実です。


ここではひとつの人生の闇を経験したと思います。


さてさて、ちょっとヘビーな冒頭から始まってしまいましたが…

普通にゆる〜くダイエットやボディメイクをしたい、または自分の身体にコンプレックスを抱いている方にとっても参考になる内容かもしれませんので、興味のある方はお付き合いくださいませ★

体重と見た目は一致しない。ボディメイクの魅力。

現在の私のsayakaの身体プロフィールは

身長158cm/体重54kg

でございます🙌


見た目は筋肉質で引き締まっているように見えますが、意外と体脂肪率は25%と健康水準です★

上記写真でわかるように

体重は同じでも、身体のアウトラインは大きく変わりました!


そして女性のみなさんは、私の身長に対しての体重に驚いた方もいらっしゃると思います。

「はい、この写真の私は54kgです。」

54kgもあるように見えないでしょ?笑。


私がボディメイクに魅力を感じていることのひとつが、ここにあります。

体重と見た目は一致しないんです。

では簡単にですが、私の人生の闇?、ダイエット・過食の変遷、どのような過程を経て過食がおさまっていったのか?をご紹介します。

そして身体と心が喜ぶ身体づくりについて考えてみたいと思います。

過食のきっかけはダイエット。炭水化物抜きの落とし穴。


私の身体は、元々華奢なタイプというよりは中学・高校時代はモダンダンス部に所属していたので、毎日飛んだり跳ねたり、走り回ったり、部活に明け暮れる運動少女だったので筋肉質なタイプです。

物心ついた時から、脚が太い!!!!


思春期あるあるなのですが、自分の脚が太いことに気がついてからは、華奢な身体に憧れを抱くようになります。


人生初めてのダイエットは19歳のとき。

とにかく炭水化物をカットしてみたら、面白いぐらいみるみる痩せていきましたが、体重が46kgぐらいになる頃には、太るのが怖くなってしまいました。

水を飲んで体重が増えるのも嫌。

人との付き合いで食事のペースが乱れるのも嫌なので人と食事をしたくない。

すでに身体はガリガリでしたが、それでもまだ痩せたい。


自分の身体が醜いと、痩せても痩せても満足することはありませんでした。

とにかく毎日運動しまくって、食事は最低限、今思うと何を楽しみに生きていたのか…

体重が数グラム減ることに喜び、体重が数グラム増えることに焦り、さらに制限はキツくなる。

表面的にはうまく過ごしていたように思いますが、もうこの時点ですでに病気です。


しかしこんな生活も長くは続きません。

身体はすでに栄養不足で悲鳴をあげていて、身体は冷え切り、生理も止まり、栄養不足で髪の毛が緑がかっていました。そして…

厳しい制限によるダイエットの先に待っているのは「過食」です。

食べ出したら止まらない。過食は突然始まった。


食事制限が厳しくなるにつれて、痩せないストレスと太ることへの恐怖で、一日中何を考えていたか思い出してみると、食べ物のことばかり。

あるとき、ふと目に留まったカントリーマームのクッキー。いつもなら絶対に食べないクッキーを何も考えずに口にした瞬間。何かのスイッチが入ったかのように食欲は暴走し始めました。

結局1枚だけと思って口にしたカントリーマームも、ファミリーパック一袋全て平げ、それでも我を忘れたかのように食べ物を食べ漁りました。

太りたくない、でも止まらない。

自分が飢えたモンスターのように食べ漁ってしまう…

終始疲れ果てるまで食べ続けた先に待ち受けているのは

「強烈な自己嫌悪」

です。

私は幸いに吐けない体質だったので、過食が続き、ぶくぶく太っていきました。

正しくは吐こうとはしたけど、吐けなかった…

でもこれは幸いでした、吐き癖がついちゃうと過食は長引き、悪化します。

その度に色々なダイエットを試しては続かない。また過食が始まります。

「もう2度とこんなことはしない!」

ノートや手帳に目標やルールを掲げては、結局は過食して自己嫌悪。


こんなことを7年近く続けていたので、もはや自分に自信のカケラもありません。

振り返れば私の完璧主義が仇となり、強い制限をかけ、最初はダイエット減量に成功しましたが、その後の過食・ダイエット・過食・ダイエット…

自分で決めたルールを守れない自分を責める。

ずっとこの繰り返しです。完全に負のループに迷い込んでしまいました。


過食がおさまる鍵は…身体と脳を安心させること!


もうダイエットをするだけして、過食をするだけして、体重計の針は60kgを振り切ろうとする間近…


もう何を信じて良いのか分からなくなって、ダイエット・過食を繰り返すのにも疲れてきて、ついに握り締めてした自分の価値観を維持する気力も失いかけたとき…



体重が自然と落ちていきました。

「あれ?」

自分でもビックリです。


そのときの私に必要だったことは、痩せることでも、過食を抑えることでもなんでもなく、

馬鹿みたいな食事制限で、イカれた身体と脳を安心させること

そのための過食期だったと今、振り返れば思います。


当時止まらない過食を治したくて調べていた記憶の中で、

食事制限によって起こる過食は、食事制限をしていた期間の倍以上の過食期が必要

だということ。



たしかにダイエット・減量には食事の見直しは必要になります。

しかし無知なダイエットによる食事制限はずっとは続かず、身体は生きるために、自分の意志力では到底敵わない生存本能によって過食を引き起こしてしまいます。

これは食事制限がキツければキツいほど、過食のレベルも酷くなると考えてよいと思います。

自分の身体が、脳が安心するまで、基本的に過食はおさまらないでしょう。


ある意味、過食とは…

痛めつけた身体からの悲鳴でしかありません。


食事制限によって引き起こされる過食期は本当に辛いですが、中途半端に過食・ダイエットを繰り返すぐらいなら、

食欲を正常に戻すために思い切って過食して、太っていく自分を受け入れる方が近道かもしれません。


これは私がダイエットをやめたことで過食がおさまってきたことが一致します。

痩せたくて…

綺麗になりたくて…

始めたダイエット。


そんな気持ちを抱いている最中、過食して太っていく自分を受け入れるなんて…

できないと思うのは当然ですが、私だってダイエットを始めた時はまさか自分が摂食障害になっちゃうなんて思ってもみなかったです。


自分でもコントロール不能な食欲に振り回され、普通の生活すら楽しむことができない。

こんな辛い想いをするのなら、ダイエットなんてやらない方がよかった。

渦中の方はそう想う方もいるかもしれません。

今すぐには無理でも、過食している自分すら受け入れることが、食事制限による傷ついた身体を癒し、正常な食欲を取り戻す道のひとつであることは心に留めておくとよいかもしれません。


あなたが本当に得たいものは痩せている身体?自分を好きになるためには。


ダイエットする理由は人それぞれです。

カウンセリングをしているとそこには色々な理由や背景があり、それぞれの人生の一部を垣間見させて頂くようです。

私も自分コンプレックスが強かった人間なので、自分の容姿を変えたい気持ちは痛いほどわかります。


しかし

あなたがダイエットする本当の目的は何なのでしょうか?



痩せたら自分に自信が持てるようになる!とは限りません。

自信を得るために必要なことは、見た目を美しくすることだけではありません。


容姿を整えれば自分に自信を持てるようになると考えている人は

ひょっとしたら昔の私のように理想がさらなる理想を追い求め、永遠に自分の身体に満足することはない、自分コンプレックスの負のループから抜け出すことはできない可能性もあります。


自分の身体を好きになるために必要なことは…

自分の身体と心が喜ぶこと、その感覚を磨いていくこと

だと私は考えます。


自分のことを癒せるのは自分自身です。

「もっと〇〇だったら…」

無い物ねだりをしているうちというのは、本当の意味で自分の身体と心が喜ぶことに気がつくのが難しいかもしれません。

摂食障害になっちゃう人って、がんばりやさん・真面目な人が多いんじゃないかな〜ある意味、融通が効かないというか。


こうだと決めたら絶対こう!!

それがうまくいかないと自分を責めちゃう、そうなると反転して何かが切れたたように自分を痛めつける行動や考えに走りがち。


健康的なダイエットやボティメイクがうまくいく人の共通点は

ゆる〜く適当にやっている人

でもだからこそ、続けられる。


ここにダイエットに取り憑かれてしまった私自身の失敗は、

白か黒かしか認めらず、グレーを許せなかった当時の心の在り方に原因

があると思っています。


これからダイエットやボティメイクをしたい方にとっては

不摂生や悪習慣が続いた後の生活習慣の見直しは、最初は辛いと感じるかもしれません。

運動習慣がない方にとっても、最初の運動ほど腰が重く、辛いものはないでしょう。



身体が整い始めると、自分の身体が喜ぶことが少しずつ感じられるようになります。

◉何を食べれば身体が元気になるのか?

◉何をすれば心が元気になるのか?


身体づくりというのは本来、義務や、やらなければいけないことではなく…

✔️運動不足が続けば、身体を動かした方が気持ちが良いな

✔️食べすぎが続ければ、胃が疲れてきたから少し食事を減らそう


このような自然の身体からのサインを感じとり、無理なく運動、無理なく食事を工夫できる

この感覚を取り戻し、養うことが大切だと思います。


身体のリズムがわかってくると、たまにの不摂生も心の栄養として受け入れられるぐらいの余裕も生まれてきます。


自分の身体は、一生お付き合いするものです。


今日の体重や見た目に一喜一憂することなく、

身体を動かすこと

食事を楽しみ

日々を生き生きと過ごせる身体と心をつくっていきませんか?


この記事を読まれている方の中には、過食の真っ只中の方もいらっしゃるかもしれません。


そんな方々にひとつお伝えできることは

過食している自分を責めないで。

この一言に尽きると思います。


ゆる〜くダイエットをされている方は食べすぎ・呑みすぎが続いても…

食べすぎちゃった❤️呑みすぎちゃった❤️

大抵こんなテンションなので、そのような方にはたまにギクッとするような声がけは必要ですね笑。


でも人生や生活をのびのびと楽しめているのは見ていて微笑ましいです。


では今日はこの辺でおしまい🙌

ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

今日も応援しています。

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